« 健康診断 | メイン | 風邪なのに忘年会 »
2008年12月16日
Joule Thiefのその後 (Goods/Gadget/Geek) /(工作とか) Tweet
ちょっと前に作った電池の残った電力を使い果たすLEDライトの改良がとりあえずひと段落したのでレポ。
アイデアと原価が気になって時々物色に行くザ・ダイソーで「ミニスケルトンライト」なるライトを発見。「ジュールシーフに使えそう」と閃いたので2個購入。
久しぶりに見たクリプトン球の明かり。
暖かい色でいいんだけどやっぱ暗いねぇ~
このライトをLED仕様にするには昇圧回路を内蔵してやらなきゃいけません。
ライト筐体内にスペースはあまりなくいろいろと検討した結果、このクリプトン球をLED電球に改造してしまえ!という方針に行き着きました。
このクリプトン球は口金だけ利用します。勿体無いけど破壊。
いやいや、環境にやさしいLEDライトに生まれ変わるのでクリプトン球も喜んでいることでしょう。
手巻きした小型トロイダルコアを口金内に納まるように半田付け
抵抗(1kohm)、トランジスタ(2sc1815)とLEDを半田付け
ちゃんと点灯することを確認してホットボンドで固めました。
ところがですよ、元のクリプトン球より大きくなっちゃってミニスケルトンライトに入らない!!
DIP部品じゃあ限界かな。。チップ部品で作り直す事にしました。
折角作ったけどばらして最初から...
"Tr/IC(SMT)"というラベルが貼ってあるパーツ箱を開けてみる。
そして適当にNPNのトランジスタを見つけてネットでデータシートみて使えそうなのを選定。
三洋の2sc2814つうのが高周波用だけど使えそう。
別なのを探してもよかったんだけど、とりあえず使えるからこれでいいや。
LEDにトランジスタとベース抵抗を半田付けしたとこ。
電球の口金にトロイダルコアを半田付け。
LED+Tr+Rとコイルを半田付けして配線完了!
細かくてシンドイ…
昔はコンマ5ピッチ80pin QFPへジャンパの半田付けとか楽勝だったのにな。
ホットボンドで固める前にミニスケルトンライトに納めてみた。
今度は大丈夫。
念のため動作確認。
無事点灯!
ホットボンドで固めて、
カッターで整形してLED電球の完成!
ノーマルの「ミニスケルトンライト」と明るさ比較。
若干LEDの方が明るいです。
しかも使っている電池はLEDの方は使い古した開放電圧が1.1Vしかない奴です。
環境にやさしい「ミニスケルトンLEDライト」の完成です。
再三申し上げますが「二次電池は使用しないで下さい。過放電で電池駄目にしちゃいます。
他の機器で使用済みとなった電池を推奨します。残った電気を最後まで使い切ります!!
原価は100円の「ミニスケルトンライト」とその他パーツが全部で100円未満かな。合計200円。
ただし、トロイダルコアの手巻きとかチップ部品の空中配線とか結構手間がかかるので頼まれてももう作りません。
工賃5万円ぐらいくれるなら検討します。
きっこの「練習日記2」はこちら
投稿者 nama : 2008年12月16日 23:00