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2009年10月09日
My Sister's Keeper (映画の話) Tweet
きっこと観てきました。
「君に読む物語」のニック・カサヴェテス監督ということで楽しみ。泣かされるんだろうな。。
はい、そのとおり。もう終始泣きっぱなし。
もうねー「泣かすぞー泣かすぞー」ってねー、ここで泣かすって監督の思惑通りに泣かされました。うまいですねー、わかってますねー。何気ない、小さなしぐさ、小さな幸せが涙を誘うってことを。
それでですね、感想はですね、良かったです。ストーリーも作品も。
起承転結の中の軽めの「転」がイイ感じです。
まあストーリーには触れないでおきます。興味がある方は是非観て涙を流してください。
作品としてもとても良かったと思います。カメラワークきれい。
夜の街のシーンのボケ具合とかきれい。楕円ボケだけど美しい。
スローモーションもきれいにうまく使ってる。多用してないからうざくないし、なにより光の捉え方がきれい。
伏線や暗示もちょうどいい感じだし、説明が適度(多すぎない)なのもイイ。
一点だけ気になったのは、話の途中に回想シーン等で時間軸がさかのぼる事があるんだけど、まあこの手法は良くあるからいいんです。
気になったのは11歳のアンと5歳のアン、6歳のアンとかが別の役者さんがやってるんだけど似てないのよね。これはケイトも同じで、過去の話になった時に一瞬???ってなっちゃうんです。台詞とかですぐにわかるんだけど一瞬誰?って思っちゃうのはもったいなかったな。
重箱の隅をつつくのはやめましょう。
役者さんはみんな上手です。キャメロンディアス落ち着いてていい味だしてました。
旦那さん役のひと(ジェイソン・パトリック)もうまいな~
とにかく感動しました。
「泣いた泣いた」書くと重い作品だと思われるかも知れないけど、そんなでもないと思いますよ。
きっこの「練習日記2」はこちら
投稿者 nama : 2009年10月09日 17:48