2005年08月25日
D級Amp (Embedded(組込)) /(Science and Engineering(科学と技術)) /(手作り:Handicrafts) /(手作り:Handicrafts)
理屈だけは10年以上前に知ってて、トラ技2003年8月号で設計の詳細が載っててずーっと気になってた増幅方法。でもLPFの設計微妙っぽいし、効率いいかも知れないけど音がいいとは思えなかった。
ところが最近、ディジタルアンプって言葉が流行ってて三鷹のinoさんからキットの存在も教えてもらい、ネットで検索するとわりと音もまともっぽい。
って訳早速トライパス社のTA2020-20評価キット購入。これはちょっと昔の話。
最近D級アンプを作る用事があったのでついでに自分のTA2020-20も作りました。
ケースがちょいとかっこ悪いけど手持ちのがあったのでそれで。使おうと思ってた12V5Aのスイッチング電源はこのケースに入らなくて却下。別な15V1.2Aのネミックラムダのに。フィードバックのVR調整して13.5Vに。
インレットはノイズフィルタ付きがあったからそれに。さらにコモンモードチョークがあったからそれも。ってこれはノイズフィルタあるから無意味か。。
オシロで波形みたらTA2020のトランジスタ(FET?)のスイッチングで結構電源振られてるから適当にでかいコンデンサをつないでやった。6800+2200×4=15600uF
オーディオ用の高級コンデンサは今回は未使用。高いんで…
電源スイッチはランプ内蔵のかっこいいのが余ってたからそれを使用。ところがこいつ、ランプが飯食いで200mAも消費しやがる!せっかく省電力アンプ作ってるのに(笑
2連VRもなんか生きてるのか死んでるのかわからないのがあったからそれを使用。Bカーブだけど妥協。
って訳でTA2020-20の評価キット以外は全て在庫パーツで作製したD級アンプの内部写真
スピーカー端子と入力RCAジャックが手持ちなくてとりあえずシールドで引っ張り出してつないでます。
電源スイッチが左によりすぎちゃった。。カッコ悪。。
んで肝心の音は…
びっくりですよ。こんな回路でこの音なら文句なし。低音が弱い気がしますが、高音域のクリアさはお見事。LPFをちゃんと設計しなおしてやればもっと良くなりそうな予感。低音は電源周りを見直せば改善の余地あり。
TA2020恐るべし実力。
ま、こいつは自分用のサブアンプなんでここまで。後日気が向いたらチューンアップするかも。
ってかもう一台作ったほうがいい感じ。ケースとかダサいし。。。
投稿者 nama : 2005年08月25日 19:16
コメント
コメントしてください
サイン・インを確認しました、 . コメントしてください。 (サイン・アウト)
(いままで、ここでコメントしたとがないときは、コメントを表示する前にこのウェブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまではコメントは表示されません。そのときはしばらく待ってください。)